2014/06/07

原田勝彦著『ゲーム・レジスタンス』について

30歳で早逝したゲームライターの遺稿集『ゲーム・レジスタンス』の熱さとスピード

元ゲーム批評編集長である小野憲史さんが、元同僚としてのゲーモクさんを振り返る記事。



以前より、ゲーモクさんの死について、一読者に過ぎない僕が何かを書くなんておこがましいんじゃないかと考えていたのですが、逆に、一読者だからこそ好き勝手言っていいのかな、とも思えるようになりました。

会った事もない人間の内面を勝手に想像するなんて、明らかに間違った行為ですが、ゲーモクさんの文章を読んでいると、例えば、僕みたいなタイプの人間は嫌いなんじゃねえかなと、勝手に持たなくてもいい感情を抱いてしまっていて、それも、なかったことにしていた理由の一つです。

でもまあ、どこがどういう風に好きだったなんて書く気にもならないくらい、僕はゲーモクさんの文章が好きだったし、頼もしくもあるけど、どこか危なげな雰囲気が漂っていたせいか、事故死について知った時には、「ああなるほど」といった心持ちでした。

この度、遺稿集が発表されて、ようやく、ファンでしたって言うことができました。

0 件のコメント:

コメントを投稿